2025年12月20日(土)、忘年会前に平日会として大森・西大井界隈を歩きました。参加者は、4期漆戸さん・荒木さん、5期田中さん、6期辻川さん、13期小松崎さん、17期半田さん、18期阪本さん・佐野の8名です。12時過ぎに大森駅を出発し、大森貝塚を訪ねました。線路沿いに大森貝塚を発見したモース博士を顕彰した碑が立っています。

次に晩年を山王界隈で過ごした尾崎士郎の記念館を訪ねました。士郎の旧居(客間・書斎・書庫・庭)をぐるりと見ることが出来ます。『人生劇場』のヒットにより人気作家として不動の地位を気づいたとのことですが、名前は全員知ってはいるものの、残念ながら小説は誰も読んだことがないということがわかりました。(笑)
次に直ぐそばの蘇峰公園と山王草堂記念館を訪ねました。蘇峰公園は、徳富蘇峰の庭を公園にしたもので広い敷地に純日本風の庭園が広がり、木々と流れ・池で構成され、落ち着いた雰囲気です。

山王草堂記念館は、徳富蘇峰の居宅の一部を保存し、その足跡をたどる資料を展示しています。説明員の方から、出身地の阿蘇の峰から「蘇峰」という名を取ったと初めて聞きました。また居宅周辺は空襲にも遭わずに当時のままで残っていることにびっくりしました。日本で最初の総合雑誌『国民之友』を創刊し、『近世日本国民史』百巻を一人で刊行するなど明治人の心意気を感じました。


次に今年の正月の「荏原七福神」巡りで参拝者が多すぎて入れなかった日本三大白蛇神社の一つ「蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)」に再挑戦ということで西大井に向かいました。西大井は初代内閣総理大臣の伊藤博文の居宅があったことからその名に由来する「区立伊藤小学校」がありました。
蛇窪神社近くになるとまた混んでいるかもしれないとのトラウマを感じ、正月の七福神の時にも休んだ公園でおやつタイムを取りました。事実それなりに混んでいましたのでここで休憩は正解でした。
蛇窪神社は、白蛇様が祀られ、お参りをすることで金運上昇、立身出世といったご神徳を授かれるということでへび年には大人気です。さっそく銭洗いをして金運アップ、蛇窪竜神をお参りして「巳が龍(みがたつ)」=立身出世の御利益をいただきました。
蛇窪神社を出て西大井駅を目指して歩きます。電車の時間も迫ってきておりましたが、駅近くの「伊藤博文の墓」にも立ち寄りました。高さ2mの円墳の前に鳥居を配した神式の墓所で隣に梅子夫人の墓があります。このあと、2時41分発の電車に乗り、品川駅港南口の忘年会場に向かいました。















年初の七福神巡りで大行列で参拝を断念した蛇窪神社に行けたのは良かったです.年末にも参拝する人が多かったのはご利益のお礼参りでしょうか.半田